<<第4回ロシア語スピーチコンテストin富山>>


2010年11月16日、
第4回ロシア語スピーチコンテストin富山が
去年(第3回) に引き続き、
富山駅前CICビルにて開催され、
当院から院長高田が参加してきました。

昨年の大会と大きく状況が違うと思ったのは、
何といても 大会に先立つ11月1日、
メドベージェフ大統領が国後島を訪問した
ニュースが入ってきたことだと思います。
北方領土 国後島


このニュースを聞いたとき、
「今回の弁論大会の参加に何か意味はあるのか?」
と内心少し思いましたが、
「こういう時だからこそ、
ロシア語を学ぶ意味があるのではないか?
国内で発信されている情報に偏らずに、
物事を考える必要があるのではないか?」

と思いなおし、改めて医院の時間と家族の時間の
合間をぬってロシア語の勉強をしました。

そして当日。
午前中の診療が終えてから、午後の診療を
副院長とスタッフの皆に託して、車に飛び乗りました。

会場に到着。
前回も参加が多かった伏木高校、富山高専の
生徒さんたちに加えて富山大学 五福キャンパスの
学生さんも何名か参加されていました。
去年、3部門21名だった参加者は、今年は大幅に増え
3部門33名でした。

発表内容も多岐にわたり、江戸時代に
ロシア(ロマノフ王朝)を見て帰国した
大黒屋光太夫についての演題なども出ていました。


ロシア語 弁論大会 たかた歯科
ちなみに私は、
Не хотите ли сходить
в зоопарк?
(日本語題:動物園に行きませんか)

というタイトルで発表してきました。

動物園は、珍しい動物を見せる施設であると
同時に、絶滅が危惧される動物の保護や
生態の研究を行う施設でもある、という趣旨の
お話しをしました。

うちの家族もよく訪れる
富山市ファミリーパーク
のことを主に想定しながら
このスピーチを行いました。


ロシア語 BGM2 たかた歯科
昨年同様、ロシア音楽を主に演奏する音楽バンド
BGM2 の演奏が聴けました。

大会が終わった後、審査委員をなされた
ロシア人の女性が、講評をなさいました。
そこで興味深かったのは、
「(数ある外国語のなかで)ロシア語学習を
選んでくださって、ありがとうございます。
もっともっと、上手になってください。」

というコメントをされたことです。
しかも、流暢な日本語で。


今回、このコンテストへの出場を
サポートしてくださった皆様に感謝しつつ
来年も、出られるものなら
出てみたいと思います。




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