<<インドネシア2家族招待バーベキュー(本編)>>


2014年6月15日、
バーベキュー当日です。


Jalang Kote

2家族が到着しました。

たくさんのインドネシア料理を準備して
くださっていました。

私は、Haralの肉は準備してほしい
とは言っていましたが
予想をはるかにこえる、たくさんのインドネシア
郷土料理には驚きました。
(数多くの島からなるインドネシアは
地域によっても料理が多彩だそうです)

また、それらは とても興味深いものでも
ありました。自身の備忘も兼ねて、
少しだけ紹介してみたいと思います。


ござ

敷いてある茣蓙(ござ)を見て 皆さんは
Tikar(ティカル)!」と口々に言っていました。

どうも、インドネシアでは
茣蓙のことをTikarというようです。
日本で言うところの茣蓙のほか、
籠を編んだりもするようです。

なお、イグサの加工品で
日本で発展して生まれたものに
「畳」がありますね。

畳
畳(TATAMI,the Japanese traditional
flooring material)

日本は湿度が高く、
夏は暑く、気候や生育する植物が
インドネシアと似たところがあるのかも
しれません。



雑談をしながら、
木炭コンロに火を起こすなど
着々と準備を進めます。




Jalang Kote

写真左上に映っている
お茶のポットに入っているのは
インドネシアのお茶でした。

インドネシアはお茶の生産も盛んだそうです。
日本でも有名になったジャワ・ティー(Teh Jawa)
のほかスンダ・ティーなど 産地もいろいろ
あるようです。
また、fermentation(発酵)の方法も
いろいろとバリエーションがあるようです。

栽培されていた土地の標高で
味が全然違うものになる、という話も
興味深いものでした。





Jalang Kote

Jalang Koteと紹介された料理。
中の具は、地域や家庭によって異なるとのこと。
味付けのバリエーションに地域や家庭ごとの
違いがあることや、その形態が似ていることから
アルゼンチン料理empanadaを思い出しました。

このJalang KoteはSambalという
独特な辛味のあるソースで
味付けをしました。




sweet soy source

Sweet soy sourceと紹介された味付け。
これを刷毛で、焼く前のSate(焼き鳥)
塗っていきます。

このソースのことをfirst tastingと
紹介しておられました。
ちなみに、これのことをKecap(ケチャップ)
というらしいのです。
日本でいうケチャップはトマトから作りますが
インドネシアのKecapは大豆から作るようです。




sweet soy source

Bumbu Kachang
(英語でpenuts sourceと紹介いただきました)
これを、先ほどのsoy sourceに
重ね塗りをします。

(Bumbu=調味料、Kacang=ピーナッツ)




sweet soy source

そして これはインドネシアの
ご飯(Nasi)


流しそうめん

当方で準備した「流しそうめん」
大好評でした。



サッカー

サッカーゴールも活躍します。


けん玉



うちの子(小学校1年生)が
けん玉の技を披露しました。
彼らもやってみましたが、
なかなか難しそうでした。




抜塞大


抜塞大

空手道形「抜塞大 Bassai Dai」を披露しました。
かなり喜んでもらえたようで嬉しかったです。

教えてもらったところによると
インドネシアにも 日本でいうところの
空手道のようなPencak Silatという格技が
あるようです。

また、空手道は、徒手空拳の形だけではなく
サイ(十手のような武器)や
棍(こん。長くまっすぐな棒状の武器)といった
武器を用いた形もありますが、
Silatにも武器を使った形が
あるようです。
・・・
ところで、日本の空手道は流派が様々あり、
形も流派間で違いがあります。
多島国家であるインドネシアのPencak Silatも
いろいろなスタイルがあるのではないか、とも
思いました。


楽しく食べて お開きとなりました。

せっかく日本にいらしているのだから
親日的な感情を持ってもらえたら、とは
思っていましたが 私のほうが
親インドネシア的な感情を強くなった
気がしました。







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